×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。


帰路奇譚

犬丸芝居小屋第14作目「帰路奇譚」でございます!
なんだか最近シリーズが迷走してまいりましたが、これは分類その他ですね、きっと!
ホラーゲームから脱出する感じのがつくりたいなと思ったのがきっかけでした。
今回の担当は、女子高生・烏以外のキャラデザ→犬丸、その他→丸井 となっております。
歌詞解説に行く前に、「帰路奇譚」場面は夜でございますが、
その日の朝、猫と烏の間でこのような会話があったことを載っけておきます。
これを読んだ後にもう一度動画を見ていただくと、また違った見方ができるかもしれません!


朝、町はずれにある神社の前を、女子高生ふたりが通り過ぎていく。
友人同士であろう、楽しそうに話をしている。
それを電柱の上から見下ろす、一羽の烏があった。
烏と云っても鳥の姿ではなく、人のような形をしている。
全身黒で、髪は伸びきり、着物の袖と裾は使い古したようにボロボロで、左目を覆うように薄汚い布が巻かれている。
幼い身体つきの中で、眼だけは鋭かった。
こんな格好をした者が電柱の上にいれば大抵の人間は気づくであろうが、彼らは限られた場所でしか人間の目にうつらない。
動物にも戻れず、人間にもなれなかった者の末路であった。

「あら、随分とご執着ねぇ」

烏が顔をあげると、いつきたのであろう全身白の猫が薄ら笑いを浮かべていた。
肩の上で切り揃えられた髪には艶があり、和傘を優雅に差している。

「…なんだ、お前か」
「口の悪いカラスねぇ、喰うわよ?」
「やれるもんならやってみろってんだ」

仲の良さそうな気配はないが、本気で喰おうとしている気配もない。

「それよりえらいわ、育てたもらった恩を忘れないなんて」

烏が、あからさまに嫌な顔をした。
猫は、気にせず続ける。

「あたしだって同じよ、人間に命を救われたわ」
「けれど感謝はしていない、綺麗な子だったから、忘れないようにこうして姿を真似てはいるけれど」

猫の一方的なお喋りに、心底どうでもいい、と烏はその場を立ち去ろうとした。

「そんなにあの子が欲しい?」
「は?」

突然の問いに烏は素っ頓狂な声をあげた。

「そんなにあの子が欲しいのなら、こちら側へ引きずり込めばいいじゃない」
「何言ってんだお前・・・」
「神隠しって知ってるかしら」

周りの空気が張り詰めた。

「対象の人間を四方に取り囲んで舞うの、そうするとこちら側へ引きずり込めるっていう・・・」

そこまで言って猫は言葉を止めた。
烏が嫌悪を含んだ眼を、こちらに向けていたからだ。

「・・・冗談よ、御免あそばせ」

猫は踵を返してふわりと消えた。


なっげぇな!!!!!思ったより長くなっちゃいました、すみません!!!
文章力もなくてすみません!!!!日本語って難しい!!!!!
動画は、女子高生が帰宅途中、猫の操る人形を追って神社に迷い込むところからスタートします。
それでは歌詞解説いきますねー!!!


迷子になっちまったか、お嬢さん ←烏ちゃんの語りで進んでいきます
まあ心配しなさんな、無事におうちへ届けるぜ
なんて明日のことを喋っているからだろか
鬼か猫だかわからん奴が薄く薄く笑う ←猫ちゃんの事です

真っ直ぐ行って、右へ ←「ゴー・ストレイト・アンド・ターン・ザ・ライト」って唄ってます。
真っ直ぐ行って、右へ ←古谷に文法が(略)って怒られそうですが御愛嬌で許してください!
きっと忘れるだろう ←烏ちゃんは女子高生が今夜自分に会った事は忘れるだろうと思っています
気がつけば悪い夢でした
背後に注意、狐化ける
主演登場 ←お芝居的に烏ちゃんは主演なので

常套、踏襲、軸足は欄干の上 ←サビはノリと勢いです。あんまり意味はありません
縁日は未経験、見解は単純明快
会談の奥座敷、香炉、手繰れ、手繰れ
劣勢で雲隠れ、謁見は生涯無縁

深手は負ってないかい、お嬢さん
まあ心配しなさんな、此処はあっしに任せとけ
鳥目な上に片目でさ、上手く見えなくて ←烏ちゃんは雛の頃巣から落っこちて、殺されかけて片目が傷ついてます
灯持って照らしといてくれ、見える、助かるぜ

真っ直ぐ行って、右へ
真っ直ぐ行って、右へ
きっと忘れるだろう
気がつけば悪い夢でした
前不注意、蛇が嗤う
舞台炎上 ←烏ちゃん、鳥の本能で蛇にびびって灯りを落っことしてしまい、その火が周りに燃え移ります

上乗、上等、とおせんぼ、忘却を喰え
謙遜は道徳的美点で提耳面命
明鏡止水の心理戦、潜れ、潜れ
恋情は手持ちがない、さあ、射れ、鬼か、神か

落っこちて捨てられて名前を貰って鳥には戻れず ←昔、殺されかけてた雛の烏ちゃんを幼い頃の女子高生が助けました
人間になりたくって道を探せど成れなくて ←自然に返された烏ちゃんですが、鳥にも戻れず、人間にも成れず・・・
重傷進軍駄目絶対、帰ろう帰ればまた来れるからさ ←全然関係ないですが、こうすれば誰も沈みません、折れません
烏が鳴くのは烏の勝手でしょう?

照明、瞑想、双眸は彼方見据え
怨嗟を飛び越えて鉄橋を駆け渡れ
縷縷綿綿な呪詛、操觚、零せ、零せ
本当は覚えてるんでしょう、なんて ←女子高生が自分の事を覚えているんじゃないかという淡い期待

転迷開悟、相討ちは覚悟の上
戦略的撤退、絶対反対、対人怪談
壇上の演者、天照らし、昇れ、昇れ
天命全うしその背押した
「振り返らず走れ」


丸井でござーーーーい!!!!
夏からずっと温めていたものがやっと完成しました・・・!!
梅きっちゃんのキャラデザ、描いてて楽しかったです!!
袴ブーツは勿論、狐さん描いてて楽しかったな!!!
烏と女子高生だけ自分で考えたのですが、手癖で描ける子で楽しかった・・・
最後の烏ちゃんの手が空を掴むところは、
女子高生はちゃんと覚えててわかってて、烏ちゃんに手を差し伸べるけれど、
烏ちゃんは自分は烏でも人間でもないから同じ世界には住めない、手を掴めない
という双方の心情を表しております!
わかりにくくてすみません!!
梅きっちゃんへバトンタッチ!!

烏役がコアラくんと聞いていたので、じゃあJKはサチ嬢かなとここは固定しました。
その他の配役はあみだくじでやったのですが、なんかうまい具合にまとまってくれてびっくりしました!
ラスボス役がお犬様とかだったらどうなってたんでしょうかね!(笑)


戻る